第6回合格者(AMさん)の声「3枚目の一番分厚い鱗が落ちた」
「合格者の声を」と言われ、3か月前のことを思い出してみました。
あの頃、第5回の実技試験で不合格になり、この先何をどうしたら良いのか分からなくなっていました。
というのも、ロープレ対策講座に何度も通っての結果だったので。。。。
やれるだけの事はやったのに、それでダメなんだったら本当に向いてないんだ!って感じです。
で、あと1回受験して、ダメだったら諦めようと決めました。
そんな時あるブログで、偶然、スカイプ塾を知りました。
ワラにもすがる気持ちで(すみません、ワラにしてしまいました)入塾しました。
音声だけのロープレには少し不安がありましたが、ぜんぜん問題ありませんでした。木原先生の演技力は素晴らしく、まるで目の前に相談者さんがいらっしゃるかのように感じました。
マンツーマンのレッスンなので、他の方は分かりませんが、私の場合、先生とのロープレ練習では、目から鱗が数枚落ちました。
最初の1枚は「どんどんしゃべってもらうんです。私はあなたの事がわからないので教えてください。という気持ちですよ。尊敬心を持って温かく。」と言われた時です。
ああ、そうなんだ!何かを聞きださなくちゃとか、感情は伝え返さなくちゃとか、そういうんじゃなくて、しゃべってもらうんだと思えたら、肩の力が抜けました。
2枚目は「誰の味方なんですか?困った方が来られているんですよ。CLの味方でいてください、最後までね。」の時です。
コンサルタントは上から目線で、冷たくCLの問題点探しをする訳ではなかったのです。また、肩の力が抜けました。
3枚目は口頭諮問に答えた時です。
「あなたはコンサルタントですよね。コンサルタントとして答えないと。自分にダメ出ししてどうするんですか」の時です。一番分厚い鱗が落ちました。
今までは15分間の面接受験者として答えていたのです。
その後の練習では、1回の面談でコンサルタントがやらなければいけないことの中で、何はできて何はまだできていないのかを意識するようになりました。
口頭諮問の答え方では、来談目的、主訴、CLの問題点の関係性を教えていただいたのですが、そのことで大まかな面談の流れをイメージすることが出来ました。
この3枚の鱗が落ちたことは、私にとって大きな意味がありました。
ロープレレッスンは5回受けましたが、上手く進むときとぜんぜんダメな時がありました。どうも男性CLさんは苦手のようでした。
が、試験当日は幸い女性CLさんで、ラポール形成もすんなりといき、まるでお友達と話しているような感覚で15分が過ぎました。口頭諮問も含めて、心穏やかに過ぎた試験でした。あっけないくらいに。
こんな風に、肩の力を抜いて私らしく試験を受けることができたのは、木原先生のおかげに他ならないと思っています。合格祈願のご利益もあるのかもしれません。
本当に本当にありがとうございました。
ある日スカイプ塾で定年退職前の55歳の山本さん(男性)のCLの時、全然進まず困ったことがありました。
あれが3枚目の一番分厚い鱗だったのですね、思い出しました。
AMさん、りっぱに成長されましたね。
これからも益々のご活躍をお祈りいたします。