第12回合格者(HSさん)の声「目の見えない方を案内するように聴く」

2019年08月25日 13:22

塾生さんから第12回キャリアコンサルタント国家試験の合格者の声が届きましたのでご紹介します。

CCの養成講座を受け初めて1年と3ケ月、3度の実技試験でやっと合格することが出来ました。

養成講座では講師の皆さんから"いい線いっている"と言われ、調子に乗って受けた初回の実技試験では、"体力的に自信がないのですと言われて(体力か・・・どうして自信をつけたらいいのだろう?、ジムにでも通って貰うか?)と解決策が頭に浮かんで、何を聞こうかと思っているうちに聞き忘れて不合格。


ちょっとまずいなと思いスカイプ塾を予約しました。スカイプ塾では懇切丁寧にクライアント役をやっていただき、指導もして頂いたのですが、解決志向の強いCCなのでなかなか口頭試問まで行きませんでした。

クライアント役(木原先生)が黙ると、"まずい、何かピント外れを言ったな"と思い次の言葉が出ませんでした。

それでもどうにか2回目に挑戦できるレベルになりました?。スカイプ塾の後にまとめる口頭試問(紙ベース)にも目を通して頂いて、論述試験の勉強に大変役立ちました。

2回目では"自分の希望した仕事を担当させてもらえず、やりがいを感じない"クライアントでした。

"希望した職場に異動出来たらやりがいを感じますか?"の質問に"はい"(よーし異動するにはどうしたらいいか?)などと解決策を考えているうちに、展開に困って"結局どうされたいのですか?"と聞くと"会社辞めたいのです。"(う~ん、この時間帯に言わないで・・)と思っているうちにタイムアップ。不合格でした。


これではだめだと真剣にスカイプ塾を毎週予約、試験の前日は朝、夜、夜補習まで実施していただいて、やっとのこと3回目に臨みました。

3回目からは先生の指導もあって、時間が掛かると敬遠していた逐語録をまとめるようにしました。

逐語録は一番勉強になりました。逐語録を読み返すことで、この場面ではこのようなことが考えられる、と立ち止まって考えることが出来ました。

音声では聞き入ってしまって、とっさに考えることが出来ないことが判りました。

3回目では"バイト先の職場で正社員になりたい"でした。

こんなにシンプルなテーマでいいのかなと、少し不安になりながら試験は終わりました。

木原先生に指導していただいた、解決志向にならないように"〇〇さんはこう考えるのですね""〇〇さんはこうしたいのですね"(例が悪いですが)目の見えない方を案内するように聞きました。
おかげで合格しました。


私のような"落ちこぼれのCC"を指導していただいてありがとうございます。

やっとスタートラインに立つことが出来ました。

早く一人前のCCになれるよう今後も研鑽していきたいと思います。

HSさん、合格おめでとうございます。
最後までついてきていただき、お疲れさまでした。
苦労し合格されたのには、意味があると思っています。
ロープレ後毎回逐語録のチェックをく繰り返す中で、少しづつ「受け止めること」「一致の姿勢」を身に付けてこられるのを感じていました。
また、最後までついてこられたのは奥様の支えがあったからだと感じていました。
「目の見えない方を案内するように聴く」は名言です。
今度は困っておられる方の支えになるよう、
仕事に、生活に、人生に、活かされるよう一緒に頑張りましょう!