第8回合格者(SSさん)の声「本当に悩んでいるのは自分ではなく目の前のクライアント」
早速、第8回キャリアコンサルタント試験の合格者の声が届きましたのでご紹介します。
私は、ロールプレイにとても苦手意識がありました。
初めて木原先生とロールプレイの練習をした時は、あまりにもひどい自分のカウンセリングに、途中、涙しました。いつも次に何を聴こうか、わからなくなり、頭が真っ白になっていました。
でも、諦めず、木原先生とお話をしていて、ある時、ふと気付きました。
本当に悩んでいるのは、自分ではなく、目の前のクライアントさんなのだと。
また、周りの方々からは、自然体で話を聴いているときは、凄くいいのに、技法とか色々考えすぎて不自然になっていると指摘されたことを思い出しました。
ロジャースも言っていた、人には元来備わっている自然体の傾聴スタイルがある、という話も思い出しました。
それからは、本当に目の前にいるクライアントさんに、幸せになってほしい、という思いで傾聴するように心がけました。
するとやはり、考えなくても自然と話が展開していきました。
もちろんキャリアコンサルタントとして、技法の把握は必要不可欠ですが、焦点を自分ではなく、目の前のクライアントさんに当てる、という本当に基本的なことがとても大切だと感じました。
悩んでいるのは、ロールプレイの展開をどうしようと考えている自分ではなく、目の前にいるクライアントさん。
ここが、自分が変わるきっかけでした。
おかげさまで、学科、実技試験共に1発合格でした。
回数も少ない中、木原先生には、優しく丁寧にご指導いただき感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
失敗を恐れず、数をこなすこともロールプレイ対策はとても大切だと思いました。
諦めずに練習を続けること。そして、やるだけのことをやったら、本番前には、自分は出来る、絶対やれる、と自己暗示をかけ、本番でも試験だけど、1人のクライアントさんと向き合う、という事を忘れずに臨みました。
あと、口頭試問は、自分のロールプレイを客観的に見直し、試験官にアピールできるチャンスでもあると思います。
私は、口頭試問も苦手でしたが、木原先生との練習のおかげで、本番では、不思議なくらい1つ1つ答えられました。
なぜ、このように、質問をされたのですか?
という試験官からの問いかけにも答えられると、ちゃんと客観的に自分のロールプレイを理解出来ているとアピール出来るかと思います。
これも、繰り返し練習するしかありません。失敗から学ぶことも沢山ありました。
これから受験される皆様の参考になればと思います。応援しています。
木原先生、本当にありがとうございました。また、これからもよろしくお願いします。
先生からすると同じ教え子同士(かなりの年齢差はありますが...)ということになります。
そんな出会いから始まり、順調に練習が進んでいましたが、面接試験直前にご親族の方がお亡くなりになり、受験自体が厳しい状況だとメールが入り心配していました。
後で知りましたが、ご家族の協力もあり、何とか受験することができたこと。
そして、この度合格の連絡を頂きました。
合格者の声からSSさんが悩み、苦しみ、身に付けられたか伺うことができ、私も良い勉強になりました。
SSさん、これからも益々ご活躍をお祈りいたします。